2007/12/16の時事通信にフィギュアGPファイナルの談話がありました。
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◇次につなげたい
浅田真央 (演技終了直後に涙)ホッとしたというか、疲れたし、うれしかったのが詰まってました。自分でここまで立て直すことができて、疲れた感じ。課題もあるが、次につなげられたらいい。
◇きれいに決まった
中野友加里 トリプルアクセルは今までで一番きれいに決まったと思うが、とりこぼしもあり、ささいなミスが落とし穴になることも身に染みて分かった。全日本も、持てる範囲で力を出せればいい。
◇満足している
金妍児(韓国) (ジャンプで)失敗してしまったが、(それに)気を取られずに滑り続けることができてよかった。最終滑走ということでナーバスになったが、自己ベストに近い得点を出せたので、満足している。
◇浅田真はよくなっている
日本スケート連盟・平松純子フィギュア部長 (浅田真の2位は)残念だが、今季は上体の表現も大きくなって、よくなっている。中野はすごくよかった。高橋は惜しかったが、フリーの演技はもっとメリハリが欲しい。世界選手権の代表は全日本選手権の結果で選びます。
また、翌日の17日には以下のような記事も。
2007/12/17-
現状はライバルと「差」=浅田真、宿敵・金妍児に雪辱できるか-フィギュアGP |
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで、女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)は同じ歳のライバル、金妍児(韓国)に敗れ、2位に終わった。再戦が予想される来年3月の世界選手権で雪辱を果たせるか、カギを探る。
浅田真はよもやのショートプログラム(SP)最下位6位から、自由トップで巻き返し2位。「ごぼう抜きできて、気持ちよかった」と話したが、金妍児には一昨季の世界ジュニアから4度目の直接対決で3敗目だ。
第一の敗因は、SPでのジャンプの連続ミス。「SPは大事。どっちかミスした方が負けてしまう」と分析。ただ、単純にそれだけではない。
演技の基礎点はSP、自由とも浅田真が上。だが、実施点でSPは下回り、自由も差が開かなかった。目に見えるミスだけでなく、金妍児は技の一つ一つが正確 で、無駄な減点がない。これに加え、浅田真はプログラム構成点でわずかに劣るのだから、現状では負けも仕方ない部分もある。
勝機を見いだすの に、ミスをなくすことは最優先事項。難度が高いため、今季は一度も成功がないSPに賛否両論はあるが、「気持ちの問題。そこをクリアすれば大丈夫」。その 上で、「自分はジャンプが得意だから、難しいものをやってみたい」という。今回の自由ではただ一人、連続の3回転ジャンプを2度盛り込んだ。今後、トリプ ルアクセル(3回転半ジャンプ)からの連続ジャンプへの挑戦も頭にある。
26日から全日本選手権。気持ちが乗れば怖いものなしの17歳。会心の演技ができれば、宿敵打倒へ視界も開けてくる。 |
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キムヨナは、基礎点では低くても確実に得点をあげています。
それに対して大技をたくさん盛り込んでも成功できていない浅田真央ちゃん。
回数をこなせば、完璧な演技に近づけるのでしょうか?
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