フィギュア:キム・ヨナ、2大会連続GPファイナルへ 敵はいない。史上初の200点台獲得に向けて、残るは自分との戦いだけだ。
キム・ヨナ選手(17)=軍浦スリ高=は24日、モスクワで開催された国際スケート連盟(ISU)フィギュア・グランプリ第5戦のフリー種目で 133.70点を獲得した。日本の浅田真央が2007年の世界選手権で獲得した133.13を超える世界最高点だった。この日のキム・ヨナは122.36 点を獲得した第3戦で失敗したトリプル・ルッツに成功するなど、7回のトリプル・ジャンプすべてを問題なくこなし、比較的点数の低かったスピン(コンビ ネーションを含む)やステップも現時点で最高のレベルにあることが認められた。スケートの技術・つなぎの動作、ダンス、表現力などもワンランク進歩した。 コーチのブライアン・オーサー氏や振り付けのデビッド・ウィルソン氏とともに、ミュージカル『ミス・サイゴン』の曲に合わせた新しいプログラムで最高得点 に近づいた。 キム・ヨナは演技終了後に満足した表情を見せ、得点が発表された瞬間には目を大きく開いて喜んだ。前日のショートプログラムとの合計点は 197.20で、これも世界選手権での個人最高得点だった186.14点を11点以上も上回り、2007‐08シーズン最高記録を塗り替えた。キム・ヨナ がショートプログラムでダブル・アクセル(2回点半ジャンプ)をシングル・アクセル(1回転半)に変更し、フリーでは3回転-2回転-2回転のコンビネー ション・ジャンプを3回転-2回転と難易度を下げることにより4点ほど失ったことを考えれば、200点突破も十分に可能だったと考えられる。 グランプリ第3戦に続き第5戦も優勝したフィギュアの女王は、2シーズン連続で12月にトリノで行われるグランプリ・ファイナル進出を確定した。 現在のコンディションなら自ら崩れない限り、ライバルの浅田真央を抑え2年連続してグランプリ・ファイナルで優勝する可能性が高い。第2戦と第4戦で優勝 した浅田真央は、今シーズンはまだ本番で得意のトリプル・アクセル(3回転半ジャンプ)に成功していない。トリプル・ルッツはエッジの外側を利用してジャ ンプしなければならないが、内側を利用するという弱点を修正できていないことから引き続き減点されており、得点を稼げるのはフリップとループだけだった。 ロシアの名コーチであるタチアナ・タラソワ氏の振り付けでステップ、スパイラル、全体のまとまりが向上したが、それでも180点を超えられていない。 執念を持って進歩を目指すキム・ヨナは「ジャンプがよくなかったと思うが、高得点が出た。試合ごとにさらに練習を重ねたい」と述べた。キム・ヨナは26日に合宿地のカナダに戻り、グランプリ・ファイナルの準備に取り掛かる。 成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者 朝鮮日報/朝鮮日報JNS
|
浅田真央奇跡の軌跡 価格:1,890円(税込、送料別) |
浅田真央POWER & BEAUTY 価格:1,260円(税込、送料別) |
浅田真央、15歳 価格:1,400円(税込、送料別) |
浅田真央、16歳 価格:1,400円(税込、送料別) |
浅田真央、17歳 価格:1,400円(税込、送料別) |
浅田真央、18歳 価格:1,470円(税込、送料別) |
MAO 価格:1,995円(税込、送料別) |
バンクーバー五輪フィギュアスケート 価格:1,890円(税込、送料別) |
ワールド・フィギュアスケート(42) 価格:1,890円(税込、送料別) |